一生持つことは難しいと思いますが、まずは、10年ぐらい持つと思います。 10年たって異常がなければ15年～20年も可能と思います。しかし、それぞれの症例において、条件が良いものは長くもつでしょうし、骨がない所になんとかできたケースでは、長く持つかどうか心配なところはあります。 いずれにしても定期検診を受けていただくことと、ブラッシングをいかに頑張ってもらえるかが大切です。

インプラントは原則1歯1本と考えて下さい。 インプラントをたくさん打てば治療可能です。

特にありませんが、インプラントはチタンという金属で出来ており、まれにチタンに対してアレルギーが起こることがあります。 その場合は、インプラントできません。（しかし、全国的にも非常に稀です。）

既存の骨がどのぐらいあるかで期間が2～6ヶ月ぐらいと様々ですが、通常は2～4ヶ月でかぶせものを作ることが可能な場合が多いです。インプラントを行ってすぐは、2～3日に1回、その後は、1週間に1回ぐらいメインテナンスに来てもらうのでそこで10～20回ぐらい通院は必要と思います。（治療期間によっても違います。）

当医院でも83歳ぐらいの患者さんも治療をしていますし、健康な方であれば特に年齢制限はありません。

安全とは決して言えませんが、危険をなるだけ回避するように行いますし、できるだけ安心安全で手術が出来るように術前診断も行って無理なケースは無理だとお伝えします。手術中はしっかり麻酔を行いますので、痛いことはほとんどありません。 通常の歯を抜く程度です。

それぞれの立地条件、インプラントの種類、設備などに違いがあるので値段が違って当然です。

10年を1つの目安にして下さい。（はっきり何年持つとは言えません） 定期的なメインテナンスをしっかり受けたり、しっかりとしたブラッシングを行えば、長い期間もつことも可能です。 症例の良し悪しも予後を左右するので、その当たりは各人によって違うと思います。（例えば、糖尿病があるとか喫煙があるなしでも違いがあります。）

入れ歯とかでは得られない咬みやすさなどが得られるところです。 入れ歯は自分の歯の1/4しか咬めないと言われ、違和感が強い点も良くない点です。 ブリッジはとなり歯を削るので歯を悪くすることが多いです。 そのようなデメリットもインプラントはメリットに変えてくれます。

今はどこのメーカーでも良くなっているのでそんなに大きな違いはありませんが、骨とのくっつき具合などには違いがあります。 当歯科医院で使っているインプラントは骨との結合が早く、他社のインプラントに比べたら被せ物が入る期間を短縮できたりします。 なお、1ピースインプラント（支柱も一体型）なのでネジがゆるんだりしませんし、折れたりするリスクもかなり低くなっていますので、そのような点では優れたインプラントだと思います。